Born alone, die alone.

独りを楽しむ。

心理ブームの問題点から、今後の動きを予知してみる。

心理系の情報を集めていると、心理学のおかしな使い方に出会います。

 

例えば、「失恋の苦しみを最短で乗り越える方法」とか。最短って何なんでしょうね。回り道をしないってことを言いたいのかなぁとは思うのですが。人間の感情の動きに無駄なものなんてあるのでしょうか。

感じなくていい感情なんて、ありませんよね。捨てていい感情も、ありません。だから、最短は存在しないと私は思うのです。

こういう記事を発信してるまとめサイトは、ライターに専門性を求めていません。一般人であるライターにネットで情報を探させて、ライターは表現を変えて記事化しているだけです。心理学をかじっただけでこのような誤解を招く情報を発信する人がこれからますます増えるように思います。心理学の知識が氾濫し、どれが正しいのかわからない状態になるでしょう。美容科学や、某まとめサイトの医療情報疑惑なんかがその最たる例ですね。同じ轍を踏まないためにも、しっかりと情報統制する必要があります。

 

他には、日本人が心の中を他人に見せることをためらわなくなってきていること。心理カウンセリングの普及とともに、本音を言うことは良いことだという風潮が生まれてきているようです。ニュースなんかでも、被災者やその家族が赤裸々にその思いを語るのをよく見ますよね。その本音は、時に視聴者の心を揺さぶります。もちろん真実を伝えるという正義のためなのですが、その裏にテレビ局の視聴率を上げたいという思惑はないとは言えません。つまり、ショッキングな人間の心の声を、利用する人がいるということです。真実を伝えようとするのは大切だけれども、ネガティヴでショッキングな本音まで伝えるべきなのか。私は疑問に思います。

 

これはSNSなんかでも言えることで、自分の内面をありのまま発信することは、周囲の精神衛生に対する配慮が足りないと言えます。論理的な考えを発信するのはかまわないのです。ネガティヴな感情を発信する必要性がどこまであるのか。それが問題なのです。

 

これからの時代は、上記にあるような精神衛生的な配慮など、メンタルエチケットや精神マネジメントが注目されてくるように思います。