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Born alone, die alone.

独りを楽しむ。

理想の家族ってそんな良いものじゃないよ。

企業によって作られる理想の家族。

少し前、感動的だと騒がれたこのCM。

 

youtu.be

 

私は見るに耐えなかった。これは企業の利益のために、子供たちを誘導して作られた愛だよ。そんなものに感動してしまう世の中の大人たち。作られた理想の家族像ばかり夢見て、本当の家族ちゃんと見えてないんじゃない?

 

「暖かい家族」って、メディアのイメージ操作だからね。

現代人ってのは、自分を受け入れて認めてくれるひとをやたら欲しがる。メディアはそこに目をつけて「理想の家族とは、無償の愛でどんなあなたでも受け入れるくれるものだよ」ってそそのかして。理想の家族を目指そうよ、理想の家族像を教えてあげるよ、代わりにお金を払ってね、となる。

 

受け入れてほしいと思ってるのは、あなただけじゃない。

家族も人間なんだから、受け入れてもらいたいのは家族も同じ。あなたを受け入れる余裕なんてない。家族だから、自分を受け入れるのはあたりまえなんてのは、甘えでしかない。

 

理想の家族って実際うっとおしい。

仲が良くて、あなたをいつも気にかけてくれて、休日はみんなで過ごす。絵に描いたようなアットホームな家族ってこんな感じだと思うけど。実際ずっと続いたら息がつまるよ。人間笑いたくない日だってあるし、ひとりでぼーっとしたい時もある。疲れて帰って、家族の話を全部真剣に聞いて笑って返すなんてきついでしょ。何か問題が起きても、ほとんどはひとりで解決しなきゃいけない。心配されても心配させているというプレッシャー を余計に背負う羽目になる。一言で言えば、重い。

干渉しない家族、これが理想。

結局は他人なのだから、完全にお互いを理解することなんてできないもの。ある程度の無関心は家族でも必要。人が人を助けるなんてのはとても難しいことで、それは家族もまた然り。すぐに口やら手やら出さないで、信じて黙って待った方が人は救われる。どうしても何かしてあげたいなら、温かいお茶を淹れるみたいな小さなことで十分。

 

参考記事

ヒキコモリズムの井上さんの記事。この方の価値観はだいぶ私と近くて、さらに記事もわかりやすい。

www.hikikomorism.com